先日日本の雑誌を読んでいたら
面白い記事が載っていた。

日本における幼稚園から一貫教育
確かそんな内容だったのだけど
読んでいるうちにその内容が
全くアルゼンチンのそれと似過ぎていて
興味深く読み入ってしまった。

早速アルゼンチンと比べながら書いてみよう。

アルゼンチンでは幼稚園選びは
大げさと言われそうだけど
子どものこれからを左右する程大切と言われる。
というのは私立に子どもを通わせる場合
小学校からでは人気校は空きがなく
先を見て進学先を選び
幼稚園から入園させる家庭が多いから。
そして教育とは子どもだけではなく
親も一緒になりお付き合いをする
ファミリー感覚だからでもある。

不思議な話なのだけど
先日娘の友達のパパさんの
58歳のお誕生会に呼ばれた。
いや、それだけでなく
昨年はママ友の61歳のお誕生会にも
子どもが卒業してからも
こうして父母との繋がりは深く
子どもたちはそれぞれ独立をし
付き合いが薄れても(いや無くなっても)
親同士は誰それちゃんのママから
(ただし勿論お付き合いNGのひともいるが)
名前を呼び合う仲へと変化することが多い。

勿論それだけではなく長い学生生活
子どもたちのバイトや就職
更には親同士でも親交を重ねていくと
会社経営者が多い学校などは
「うちの会社で日本に行く用事があるんだけど
アドバイスしてくれないか」とか
中には日本ではなくても
バイリンガルやトリリンガル
(トライリンガル)ならその学友を通して
国外での仕事などが見つかることも多々あり
日本とは違い実力だけではなく
コネ重視社会のアルゼンチンで生きて行くのに
有利な手段が見つかりやすいとも言える。

ただ、その学校選択の中で
1番気にしなくてはいけないこと
それは階級社会の国である。
学費ひとつ取ってもほぼ無料の公立
私立ならその金額はさまざまで
月謝10万円前後の学校も普通に存在するが
公立はわからないが私立の場合教育自体は
その学校学校でカリキュラムを組んでいるので
ある程度の教育は受けられるだろうし
公立も私立も唯一言える共通点は
学費ではなく先生の質にもよる。

だからこそ違いは環境にあり
すでに子どもたちの世代から
おばちゃんの家にはメイドさんがいないの?
プールはないの?お部屋これだけ?
と平気で聞く子どももいれば
制服を見比べて「私たちの方が上」と
悲しいかな、中学生くらいになると
いがみ合いに発展することも稀にある。
(特に女子にその傾向が強い)

また考えなくてはいけないのは
教育には学費だけではなくて
そのほかの諸費用が
日本以上に存在するということである。
ちなみにアルゼンチンの学校は日本とは違い
教科書から教材一式全て各自が揃えるシステム。
その学校に応じて容赦なくリクエストは来る。
昔話だが娘の時は油絵用のイーゼルとか
グランドホッケーなども体育であり
一苦労した思い出がある。

また、イベントを大切にする国ゆえ
学校生活以外には
お誕生日などのサロンを借りたり
(サロン一つにしてもお値段色々)
来てくれた子どもたちへのお土産
そして15歳になれば
女の子なら海外旅行へ行ったり
パーティーをしたり
男の子なら18歳で車を買ってもらったり
日本の成人式のようなものがあり
我が家の場合も女の子の15歳のお誕生日は
当時はパーティーが流行っていたので
一人の同級生を除いては全員がパーティー。
(それも日本の披露宴と同じパーティー)
上を見たらきりがないような
信じられないイベントが存在する。


そして夏休みになればやれ海外旅行だ
やれ別荘だ。海外旅行が普通の学校もあれば
娘の学校のように海外もいるし国内も多い
そのような学校もあり、バカンス1つで
そんなこんながゴロゴロ存在するわけで
アルゼンチンの場合は身の丈に合った暮らし
それこそが溜息をつかずに暮らせる手段
教育は目に見えない唯一の財産
子どもに残してあげれるものだけれど
私の子どもを育てて来た長い経験から言うと
(そして私の周りにはそう言う人はいないが)
度を超えて無理をすればいつかは絶対に
そのストレスで自爆すると私は断言する。
そして全く違う自分が存在することに
子ども自身が成長していく過程で
苦しむことは目に見え小さなうちから
階級というものを思い知らされるのである。

それゆえだいたい皆入学時には
月謝を払っていけるか?
それ以外の出費が存在しても
皆と同じようにさせてあげれるか
学校の雰囲気はどんなものか
来ているご家族はどんな感じかなどを重視し
周りの評判なども聞き学校選びをするわけで
そんな学校選びを終えると先ほどのように
父母とのお付き合いが始まり
私のように娘が卒業してからも
仲良しの名前で呼び合うような
ママ友、パパ友ができるわけである。

書き始めたら長くなってしまった薀蓄話。
もっと聞きたい方がいたら
いつかゆっくりカフェでも飲みながら(笑)

最後に日本の雑誌にはそこまで行かなくとも
幼稚園から私立を選ぶことで
何が始まるのか書かれていたけれども
読んでいて日本のそれが
この国の教育事情と似通っているので
本当に面白いと思った私であった。





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