先日生まれて初めてコンスティトゥシオンという
ブエノスアイレスで一番危険と言われる駅から
我が家まで電車に乗って帰りました。

今まで旦那と二人で乗る事はあっても
一人で電車を使う事は不安を感じていたので
過去25年間一度も乗った事がなかったのですが
土地勘も危険度も熟知してきたこと
またサルミエント線なども乗れるようになったので
思い切って電車を利用してみる事にしてみました。
そう、26年目の初めての経験です。

勿論、日本の方には絶対に勧めません。
駅構内でカメラを出して写真を撮っている人を
時々見かけますが、絶対にしません。
そう、BsAsにはしても良い場所
してはいけない場所、そして熟知した感覚
その全てがなければ危険に遭わせてくださいと
自分から誘っているようなものなのです。
ですから、私も電車を利用するときには
もう一人の別人となり利用しています。

そんな中座って帰るためにまだ人が少ない
ホームに立って電車を待っていると
6歳位の女の子を連れた母娘がやってきました。
娘はお菓子を食べながらいつ来るか
あっても無い時刻表の電車を待っています。
多分母親は仕事帰りなのでしょう。
娘は仕事先のそばの学校に行って入るのかな?
リックとお弁当箱を持っています。

BsAsでは市内に働きに来るお母さんたちは
子供を越境入学させて働く人が沢山います。
そうやって自分の仕事を守るために
一生懸命働いているのです。
列に並んでいる母娘も同様なのでしょう。
二言三言話しをしましたが疲れているので
座って帰るためにいつ来るかわから無い電車でも
焦らず待っているとのことでした。

電車が出発するまでわからなかったのですが
コンスティトゥシオンから出る電車は
ラッシュ時には半端ではありません。
よく何処かの国で走っている列車の
屋根に乗っている人の光景を見ますが
この列車のラッシュは日本以上です。
勿論私は座って行きましたが毎日毎日
このラッシュの中みんな帰路につくんだと
疲れ切っている人たちを見ている私。
隣に座った家族連れの男性は
危険と承知でも熟睡状態。
私が降りる時に寝ているのにごめんなさいねと
声をかけたら良いんですよと答えてくれたけれど
疲れ切っている表情は隠せない。
これがBsAsの多くの人の現実なんだと
電車に揺られている人を見て思いました。
そして確かに彼らは一生懸命に生きているからこそ
怒りや憎しみも沢山抱えているような気がします。

最初私が乗っていたら憎悪の目で見る若者がいました。
どうしてこんなとっころに外人がいるんだよ!と
でも電車を降りる時に駅を訪ねて
あなたも降りるの?と聞いて初めて笑顔が。
そう、笑顔で話して普通のスペイン語を使って。
決して私は外国人だから違うのでは無い
だって私もあなたも同じ人間だもの。
それだけで少しだけど違うんです。

そしてこの電車に乗っている人はごく普通の人たち。
昔現地の(日本人では無い)上流の婦人たちが集まる
サークルに参加したときに経験したのですが
自分が住んでいる場所を語った途端
「すぐに引っ越しなさい!なんでそんな危なくて
危険なところに住んでいるの!」と
半分怒り口調で言われたことがあります。
勿論、他にも、私はそっちの方は知ら無いわと
その言葉の中にそっちがどんなところかと
何回も言われたことがあります。

でも、今日電車に乗ってわかったけれども
この電車には、引いてしまいそうなほどの
汚い格好をした人もいるけど、それとは反対に
とても綺麗な格好をしている人もいます。
普通の人が沢山。
でもなぜ、この電車を使うから
この駅を使うから、いつも事件が多いから
危ない人間のいる駅として危ない駅として
悪名ばかりが先に行ってしまうのだろう?
一生懸命に生きている普通に暮らしている人を見て
なんだか胸が熱くなる思いでした。
でもこれがアルゼンチンなんですよね。
私は大好きだよ。たとえどんな電車を使おうと
たとえどんなところに住んでいようと…
そう思ってしまった私です。

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