最近日本の生活にすっかり落ち着いた私だけど
現地紙クラリンは時々読むようにしている。
今朝、その新聞に目を通すとアルゼンチンの各地で
国民による政府への抗議集会が行われた
という記事が載っていた。

実は私も日本に来る前から
アルゼンチンの現状をとても心配していた。
クリシスと呼ばれる経済崩壊という言葉は
日常茶飯言われてはいたけれど、私的には
今のアルゼンチンでは経済が崩壊するよりも
国民がこの現状に耐えられるか?
そちらの方が気がかりであったからである。

ちなみにクラリンの記事を読んでみると
全国で行われた訳だけど近郊各地では
アコジャテ、リバダビア方面を始め
サンタフェ、カジャオ通りにも多くが集まり
7月9日大通りにあるオベリスコ~
5月広場へと集合し集会が行われた。

又、わかりやすく書いてみると
治安の悪化の改善要求、汚職、
選挙権引き下げのための憲法改正
そしてここ最近強化されつつある
国民に対しての税制のみならず
自由束縛に対するコントロールへの
国民の我慢の限界などもあり
最初の目的は一つでも
今の国民の怒りが爆発
火がついたのであろう。

更にネットの世界という事もあり
F・BやTwitterでの呼びかけもあり
デモに参加できる人は参加し
参加できない人たちはカセロラッソと呼ばれる
鍋を叩いて抗議する手段がとられたのだと思う。

もし私がブエノスアイレスにいたならば
多分、距離的にはオベリスコに行かなくとも
お鍋は叩いて抗議したかもしれない。

ちなみにクラリン紙に投稿している
読者の意見を読んでみると
中には『国外へすむ事を考えている』
という人もちらほら見かけられた。
海外旅行と言えば旅行に行く際のドルの両替も
訪問国によって決まる近頃で
日本の場合は一日確か70ドル程度が
上限であったような気がする。

勿論一人70ドルなら別だけど
両替できるのは給与所得を得ている人のみなら
家族でご主人さんだけが働いている場合は
一家で一日70ドルという事で
両替できるのは70ドル×滞在日数に
なるのかもしれず
また海外でカードを使えば
購入金額の15%が課税されるので
例えばヴィトンのバックを10万で買えば
支払い時には11万5千円と請求がくるらしいが
課税分は年末調整ではないけれど
後日調整する事が出来るとも聞いている。

今のブエノスは私の在亜24年目の生活の中では
本当に心配で私が住み始めた当時は
今のような深刻な問題は少なかった。
そして一時期をのぞきインフレは
常日頃存在をしていて
1ヶ月50ドルで生活が出来た時代や
かと思えば1ヶ月いくらあっても足りない時代。
ドル換算にすれば普通に2000ドル~3000ドル
それ以上と思える時代もあったのである。

バカンス一つ考えても
ある時はバカンスは誰もが海外旅行
国内マルデルプラタに行けば
12月31日だというのに
レストランに誰もお客が入っておらず
商店も海岸もホテルも閑古鳥。
当時マルデルプラタに行った私は
ホテルや食事代何もかもが
海外旅行より高かったので後悔した事があり
何故みんながブラジルにカンクンに欧米にと
出かけたか悟ったものである。

又治安に関して言うならば
人が集まれば治安の話。
家の中に強盗が入られたり
子供が誘拐されそうになったり
一生懸命働いて買った自動車を
家族でドライブに行って
車庫に入れるだけなのに
それだけなのに強盗にあって
殺されていった沢山の人たち。
又簡易誘拐と呼ばれる誘拐事件が多く
歩いているだけでも危なかった時代。


楽しい時代、怖い時代、危ない時代
色々な全ての時代を通ってきた私だけど
今のブエノスアイレスは本当に心配である。

少なくとも24年しか滞在していない私でも
そう感じるのだから、移住された先輩たちは
もっと今のこの地の今を安じているかもしれない。

ちなみにアルゼンチンを語るのは難しいなと
時々感じる。
何故ならそこには新聞やテレビの情報だけでは
読めない奥深いものがあるからである。

しかしこの国に住ませてもらっている以上は
そして大好きなアルゼンチンだから
この国の人々が少しでも幸せに暮らせる日が
近づいてくれる事を願うばかりの私である。
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